サポート
はじめに: このアプリが名乗らないこと
- 連絡先の同期サービスではありません。端末間で連絡先を同期する仕組みは持ちません。
- クラウドバックアップではありません。書き出したファイルの保管はご自身で行ってください。また、アプリを削除すると、アプリが作った自動退避も一緒に消えます。
- SMS・メールの自動送信はしません。送信は常に、ご自身がOSの送信画面で行います。
- 届いたかどうかは確かめられません。アプリの表現は常に「送信画面に渡しました」までで、その先の到達・既読をアプリが知る手段はありません。
- 連絡先のメモ欄は扱いません。Appleの制限によりアプリから読み取れないため、表示・書き出し・復元のいずれの対象にもなりません。
よくある質問
最初に何をすればいいですか?
最初の起動で、連絡先へのアクセスの許可をお願いします。許可すると「グループ」タブに、iPhoneの連絡先に登録されているグループが並びます。グループがまだ無ければ、右上の「+」から「グループを作成」で作れます。
グループはどこに作られますか? アプリを消したら消えますか?
グループの実体と所属関係は、iPhoneの「連絡先」が持つグループそのものです。アプリが独自の複製を正として持つことはありません。そのため、アプリを削除しても、グループと所属関係は連絡先側に残ります。失われるのは、アプリ側が持っている飾りの部分(色・並び順・グループ注記・管理対象の割り当て)と、自動退避です。
無料でどこまで使えますか?
グループを同時に2つまで「管理対象」に登録できます。管理対象にしたグループでは、名前・色・注記の変更、所属の編集、一斉連絡の起票ができます。
次のことは、購入の有無にかかわらずご利用いただけます。連絡先とグループの閲覧・検索/発信・FaceTime/個人単位の連絡の起票/一斉連絡の人数(上限なし)/バックアップの書き出し・閲覧・復元(repairを含む)/重複候補の一覧表示。
データの救出に課金の制限は設けていません。透かしも広告もありません。
「管理対象」とは何ですか? 付け替えられますか?
無料版で管理操作ができるグループの枠(2つ)のことです。グループの詳細画面で「このグループを管理対象にする」を選ぶと登録され、チェックマークが付きます。枠が埋まっているときは「管理対象を付け替える」から、どの枠を明け渡すかを選んで別のグループへ移せます。付け替えは何度でもできます。
枠を使うのは登録するときだけです。登録済みのグループの改名・色の変更・一斉連絡は、枠を追加で消費しません。閲覧・検索・バックアップ・復元は、管理対象でないグループでも行えます。
完全版を買うと何が変わりますか?
買い切りの「完全版」(非消耗型、製品ID kumiwake.unlock.full、¥3,000)で、次が使えるようになります。
- グループ数が無制限(管理対象の枠がなくなります)
- 重複統合の実行
- 一括編集
- CSVの書き出しと取り込み
サブスクリプションではありません。一度のお支払いで、以後の追加請求は発生しません。広告もありません。価格は購入前にアプリ内に表示されます。
一斉連絡はどうやりますか?
グループの詳細画面の「一斉連絡」から「送信画面を起票」を選び、受信者と連絡方法(メール/SMS)を選んでください。人数の上限はありません。
- メール: BCCが既定です。Toに切り替えると受信者同士にメールアドレスが見えるため、切り替えには確認が入ります。既定では1通あたり最大50人に分けて起票します。
- SMS/MMS: SMSにBCCはありません。まとめて起票すると、受信者全員に全員の電話番号が見えるグループMMSになる場合があるため、既定は1人ずつ順に起票するウィザードです(途中で中断できます)。まとめての起票は、警告のうえ明示的に選んだ場合にのみ行えます。
「送信画面に渡しました」と出ました。送信は完了したのですか?
アプリができるのは、OS標準の送信画面に宛先を渡すところまでです。送信するかどうかを決めて操作するのはご自身で、アプリが自動で送ることはありません。また、メッセージが届いたかどうかをアプリが確かめることはできません。このためアプリの表現は「送信画面に渡しました」で止めています。送信の結果は、メールアプリやメッセージアプリの送信済みでご確認ください。
一斉メールが一部の人に届きません。
メールプロバイダ側の宛先数の上限により、届かない場合があります。1通あたりの宛先数の上限はメールサービスごとに異なるため、アプリは既定で1通あたり最大50人に分けて起票します。届かない場合は、1通あたりの人数をさらに減らしてお試しください。
iPadでSMSが起票できません。
その端末がSMSの送信に対応していない場合、起票はできません。この場合、アプリは番号のコピーまたは共有シートへの受け渡しを代わりにご案内します。メールについても、端末にメールアカウントが設定されていない場合は、設定への導線を表示します。
バックアップはどう取りますか? 形式は何ですか?
「設定」→「バックアップと復元」→「書き出し」の「バックアップを作成」を選び、続けて「共有シートを開く」で保存先を選んでください。
形式は単一の .kumiwake ファイル(zipコンテナ・平文・暗号化なし)です。中身には次が入っています。
- 復元の元になる連絡先の全記録
- 写真(無劣化のまま)
- グループと所属関係、色・並び順・グループ注記、管理対象の割り当て
- 相互運用のためのvCard 3.0ファイル
contacts.vcf
zipを開いて contacts.vcf を取り出せば、iOSの「連絡先」へ直接取り込むこともできます。
このファイルは連絡先の個人情報を含む平文です。保護された保存先を選び、通常のメール添付は避けてください。パスワードによる暗号化には、現在のバージョンでは対応していません。
バックアップに入らないものはありますか?
アプリの書き出し画面にも表示している説明のとおりです。
連絡先の標準項目(メモを除く)と写真を書き出します。メモはAppleの制限によりアプリから読み取れません。リンク済みカードの結合状態・着信音設定・グループの入れ子構造(macOSで作成されたサブグループ)などOSがアプリに公開しない項目も対象外です。
すべてを漏れなく書き出せる、とは申し上げられません。OSがアプリに公開していない項目は、アプリからは見えないためです。
連絡先の「メモ」はなぜ扱えないのですか?
連絡先のメモ欄を読み書きするには、Appleが個別に承認する専用のエンタイトルメントが必要です。本アプリはこれを申請していないため、メモの読み取り・書き出し・復元のいずれも行いません。この点は、初回の案内・書き出し画面・CSVの画面の3か所でお伝えしています。
復元にモードがあるのはなぜですか? 違いは?
「バックアップと復元」→「ファイルから復元」で .kumiwake ファイルを選ぶと、「復元モード」を選べます。
- 通常(既定): 追加とフィールド単位の和集合です。レコードを削除せず、端末側にある値も消しません。端末側が空のフィールドには、バックアップ側の値が入ります。グループの所属も追加のみで、端末側の既存の所属を解除しません。
- repair: 端末側とバックアップ側の両方に値があって食い違うフィールドを、選んでバックアップ側で上書きします。「上書きするフィールド」から対象を選んでください。レコードの削除は行いません。上書きされるフィールドの件数は、実行前のプレビューに表示します。
「電話番号だけ何かの拍子に変わってしまった」といった、壊れた値を直すための経路です。 - 退避から復旧(revert): 直前の操作をやり直すためのモードで、自動退避のスナップショット時点へ完全に置き換えます。そのとき新しく作られた連絡先は削除され、削除件数は実行前に表示します。この操作の前にも自動退避を作ります。
どのモードでも、実行前に「追加n / 更新n / 削除n」と、増えるグループ所属の件数、書き込み先のアカウントが表示されます。
復元で「同定できなかったn件」と出ました。
電話番号もメールアドレスも登録されていない連絡先は、端末側の連絡先と同じものかどうかを見分けられません。誤って別人と混ぜてしまうと元に戻せないため、これらは常に新規として追加します。重複が増えた場合は「重複を整理」で統合してください(重複はあとから直せますが、混ぜてしまうと直せないためです)。
復元したあとで「やっぱりやめたい」ときは?
復元が終わった画面に「この復元を取り消す」が出ます。これはその復元で追加した連絡先・項目値・グループ所属だけを取り除き、その間にご自身が行った編集は残す操作です。次に別の変更操作を行うまでの間、選べます。
もっと強く、操作の直前の状態へ丸ごと戻したいときは、「自動退避」の一覧から「退避から復旧」をお使いください。
「自動退避」とは何ですか? いくつ残りますか?
連絡先やグループを変更する操作(削除・統合・復元・repair・退避からの復旧・一括編集・CSV取り込み)の直前に、影響する範囲のスナップショットを自動で保存する仕組みです。
残るのは直近5世代、または取り消しに使える世代(そのほうが多い場合)です。保存容量の上限は500MBで、超える場合は過去の世代から削除します(いまから行う操作の直前に作る退避は、容量にかかわらず作成します)。過去の履歴を保持できない場合は、その旨を事前にお伝えします。
不要な退避は「設定」→「自動退避を削除」から、左へスワイプして削除できます。削除した退避からは復旧できません。
アプリを削除すると、自動退避はどうなりますか?
アプリを削除すると、自動退避も一緒に消えます。自動退避はアプリの中に置かれており、端末のiCloudバックアップの対象にもしていません。長く残しておきたい控えは、「バックアップを作成」でファイルに書き出し、アプリの外に保管してください。この注意はアプリの設定画面にも常時表示しています。
「実行中は他の端末で連絡先を編集しないでください」と出ます。
iCloud連絡先を使っていると、同じ連絡先を複数の端末から同時に編集できてしまいます。その競合をアプリが検出したり防いだりすることはできません(あとから書き込まれたほうが残ります)。復元・一括編集・CSV取り込みなど時間のかかる操作の間は、他の端末での編集をお控えください。
操作した変更が、他のiPhone・iPad・Macにも反映されました。
iCloud連絡先を有効にしている場合、アプリが行った変更は、Appleの同期の仕組みによってお使いの他の端末にも反映されます。これはiOSとApple Accountの設定によるもので、アプリ側で止めることはできません。変更をともなう操作のプレビューには、書き込み先のアカウントと、他の端末へ反映される旨を表示しています。
重複した連絡先を整理したいのですが。
「整理」タブの「重複を整理」から候補の一覧をご覧いただけます。一覧の表示は無料で、統合の実行は完全版の機能です。
候補は、正規化した氏名・電話番号・メールアドレスから検出します。色付きのチェックが既定選択の候補、空のチェックは確認が必要な候補です(氏名だけが一致し、電話・メールに共通点がないものは、既定では選ばれません)。1回に統合できるのは100組までです。
統合すると、元に戻せないことがあると聞きました。
はい。統合では残す1枚に情報をまとめ、他のカードを削除します。このとき、削除したカードの内部識別子は失われます。同じ内容で作り直しても別のカードになり、他のアプリからその識別子への参照は切れます。
また、異なるアカウント間の統合(例: iCloudとGoogle)は既定で行いません。明示的に許可した場合は「削除されるカードは元のアカウントのもので、復旧してもこのアカウントには戻りません」という二段階の確認が入ります。
統合の直前には自動退避を作りますので、直後であれば「退避から復旧」で戻せますが、上記2点は復旧しても元通りになりません。
一括編集では何を変えられますか?
会社名・部署・ふりがな(姓/名/社名)・電話とメールのラベルの付け替えです。1回に500件まで。実行前に、対象の連絡先と適用後の値をプレビューで確認できます。完全版の機能です。
CSVの形式を教えてください。
完全版の機能です。「整理」タブの「CSV」から書き出し・取り込みができます。
- 書き出し: UTF-8(BOM付き)・改行CRLF・ヘッダ行は固定で「姓,名,セイ,メイ,会社,部署,役職,電話,メール,URL,住所,グループ」の12列です。複数の値は
|で区切ります。メモの列はありません(アプリから読み取れないためです)。 - 取り込み: 文字コードは自動で判定します(UTF-8 BOM付き → UTF-8 → Shift_JISの順に試します)。ヘッダ行が要ります。列の対応付けは画面で手動でも指定できます。姓・名・会社のいずれか1つは必要です。1回に5,000行まで。
取り込めない行は、黙って飛ばさずに、事前のプレビューで行番号と理由を表示します。
「グループ非対応」と表示されるアカウントがあります。
Exchangeなど、グループの操作に対応していないアカウントがあります。本アプリは書き込みができるかを事前に検査したうえで、そのグループを「グループ非対応」と表示し、閲覧のみご利用いただけるようにしています。黙って失敗させることはしません。
連絡先へのアクセスを「選択した連絡先のみ」にしています。
iOS 18以降の限定アクセスにも対応しています。この場合、アプリが表示・操作できるのはお客様が選んだ範囲の連絡先だけになります。画面上部のボタンから、対象の連絡先を追加で選べます。
アクセスを拒否している場合は、機能の説明と設定への導線を表示します。
アプリの起動時に「中断された操作」と出ました。
操作の途中でアプリが終了した場合、次回起動時にそれを検出してお知らせします。「中断された操作を確認」から、実際にどこまで書き込まれたかを突き合わせた結果と、対応する自動退避への導線をご覧いただけます。
なお、OSの変更履歴が失効していた場合は、適用の有無を判定できないことがあります。その場合は「判定できません」と正直に表示し、推定で埋めることはしません。
アプリを入れ直したら、管理対象の割り当てが消えていました。
管理対象の割り当ては端末内にのみ保存しているため、端末の初期化やアプリの入れ直しで初期化されることがあります。これは、アカウントを持たず、当方のサーバーを運用しないという設計の帰結です。グループと所属関係そのものは連絡先側に残っていますので、改めて管理対象を選び直してください。
購入の復元はどうすればいいですか?
「設定」→「完全版」を開き、「購入を復元」をタップしてください。非消耗型のため、同じApple Accountであれば、機種変更後や再インストール後も復元できます。反映されない場合は、端末がそのApple Accountでサインインしているかをご確認のうえ、もう一度お試しください。
ファミリー共有の承認が必要な設定(Ask to Buy)の場合は「購入承認を待っています」と表示され、承認されると自動で解除されます。
返金してほしいのですが。 返金するとデータはどうなりますか?
決済・返金の手続きはすべてAppleが取り扱っており、当方側で直接返金することはできません。Appleのreportaproblem.apple.comから返金をお申し出ください。
返金その他の理由で購入が取り消された場合でも、連絡先とグループのデータが削除されることはありません。閲覧・検索・バックアップ・復元は引き続きお使いいただけます。管理対象が2つを超えている場合は「管理する2グループを選んでください」という画面をお出しし、選んでいただくまでは管理操作のみを保留します。
iPadで使えますか? 対応しているiOSは?
使えます。クミワケはiPhone・iPad両対応のUniversalアプリで、iPadでは2カラムの表示になります。iOS 17以降に対応しています。表示は日本語のみです。
今のバージョンで対応していないことは?
クラウド同期/タグ/誕生日リマインダ/発着信履歴の連携/ウィジェット/Outlook等の他形式の取り込み・書き出し/グループの入れ子(iOSのAPIにありません)/連絡先のメモ欄の読み書き(Appleの制限)/バックアップに無い連絡先の削除(増えた連絡先は「重複を整理」でまとめてください)/連絡先の個別削除(OS標準の「連絡先」アプリで行えるため提供していません)/バックアップのパスワード暗号化。
お問い合わせ
解決しない問題、不具合のご報告、機能のご要望など、お気軽にご連絡ください。